施設長メッセージ

高齢者と共に、私たちが豊かに暮らすために

この度は、地域の皆様にご挨拶の機会をいただき、大変ありがたく存じます。介護老人保健施設ひらせ記念リハビリ苑の施設長、平瀬努と申します。地域の皆様に信頼される理想的な地域福祉を目指し、日夜、全力で介護に取り組んでまいります。

医療や介護が必要とされる脳神経内科や神経難病領域の疾病にたいする臨床研究期間は、わたくしの経歴の中では、半世紀近くになります。
鹿児島大学医学部を昭和51年に卒業、熊本大学病院第一内科で臨床医としてのキャリアをスタートし、文部(現、文部科学省)教官任官後も、教育・研究・実地医療に務めてまいりました。

これまでの経験から見て、高齢者介護や高齢者福祉の領域は、近年の薬物療法の進展と同様に、飛躍的な発展を遂げています。
そのような中で、わたくしたちは、今、何をなすべきか、どの方向に進んでいかねばならないか、という問いかけは、わたくしたちの立ち位置そのものを再確認する非常に重要な手掛かりになっています。

幸運にも、これまで積み重ねることが出来ました豊富な臨床経験は、わたくしにとって貴重な道しるべであります。
私の論文や著書など研究業績は、英国王立図書館、ドイツのベルリン国立図書館に納められ、ハーバード大学医学研究チームによって引用、引き継がれ、フランス・イタリア合同の研究チームによってフロンティア研究の一つに挙げられており、これらの実績の1つひとつを、これからは地域福祉と地域介護の発展のために役立たせていただき、少しでも地域の皆様のために貢献できればと、内心思っているところです。

ひらせ記念リハビリ苑は、これまで四半世紀にわたり、地域の皆様の温かい支えがあって運営され、スタッフ一同、介護サービス向上に努めています。
同じ価値観を共有できるできないにかかわらず、違う価値観をお持ちの方はなおさら結構です、スタッフの一員としてこれからの介護や福祉について語り合ってみませんか、お待ちしています。

医療法人 平瀬会 ひらせ記念リハビリ苑 施設長 平瀬努

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